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【はじめに】

ねくすとのOBの皆様、3年間御指導頂きありがとうございました。
特にスーパー○○でお世話になったT中OG、Y関OBありがとうございました。
また、2年間応援して頂いていたI崎OBありがとうございました。

【受験暦】
1次試験 2次試験
2004年 ×
2005年 ×
2006年 科目合格(財務、企経、運営、情報) ×(CAAC)
2007年 ×(CBBB)
2008年 科目合格(経済、企経、情報) ×(BAAC)
2009年 ×(ADBC)
2010年 受験せず
【受験動機】

大学生の頃(平成元年~4年)に経営学を学んでいた頃、亡父が産能大の中小企業診断士(旧制度の商業部門)の通信教育を受講していたので、中小企業診断士の資格は以前から知っていました。当時は自分もいつか中小企業診断士の資格を受験してみたいな思いました。ちなみに妻の父(大手製鉄会社を定年退職後、中小企業を経営)も平成元年に中小企業診断士(旧制度の工業部門)を受験したことがあるそうです。
現在の会社に入社後数年間は経営とは全く関係が無い仕事をしていました。その後、企業内外のデータを系統的に蓄積し、検索、分析、加工して、経営の意思決定に役立つ情報を提供するというビジネスインテリジェンス(BI)製品をサポートする部署の立ち上げに携わることとなり、また企業の経営について再度学びたいと思うようになりました。その時、会社が取得を推奨している公的資格の中に大学生の頃に興味を持った中小企業診断士があり、受験を決意しました。

【2次試験に合格できない原因】

2次試験は殆どの受験生が2回以内で受かる中で、自分が2次試験に何年も合格できないのはなぜかを考えた結果、以下が原因であるとの結論に至りました。

1.敗因分析が不十分であった
2.つもり病を患っていた
3.素直さが不足していた
4.手を広げ過ぎていた

【2次試験に合格するための課題】

上記原因に基づいて、以下の課題を設定しました。

1.敗因分析を十分に行う
2.つもり病を克服する
3.素直になる
4.重要なことに集中する

【2次試験に合格するために行った対策】

上記の課題に対し、以下の対策を行いました。

1.敗因分析の実施

09会長のK藤OBにお願いして、昨年の1月初旬に平成21年の再現答案の敗因分析を行いました。全体的に与件の言葉を活用できていないため、一般論のようになっているとの指摘を頂きました。特に事例2と事例3がその傾向がありました。自分では与件の言葉を重視し、できるだけ使うようにしてきたはずなのに、本試験では与件を活用できていないことがわかり、つもり病になっていることを認識しました。

2.つもり病対策

つもり病とは、実際に「わかっているのか」、「できているのか」を確認せずに、「わかっているつもり」、「できているつもり」になってしまい、これらが積もり積もっている状態のことです。多年度受験生の多くはこの病気にかかっていると思います。つもり病の対策として以下を行いました。

2-1.「その場解き」の活用

その場解きとは、書き込みのない問題用紙を使用して、本試験と同様に80分で解くことです。その場解きを「本当にわかっているのか」、「本当にできているのか」をチェックする検証ツールとして活用しました。具体的には、「その場解き」の答案と時間無制限で作った「ベスト答案」との差異を確認し、なぜ差異が出たのかを分析し、修正を図っていきました。その場解きは1次試験終了後の8月半ばから、どねくで1日2事例、10月からはにちねくでも1日4事例解きました。

2-2 「スーパー○○」の活用

例年8月末から行われる、OBとのマンツーマンの学習相談である「スーパー○○」を活用しました。「スーパー○○」では、OBから過去3年分から4年分のベスト答案またはその場解きの答案に対する徹底的なツッコミや学習に関してアドバイスをもらえます。
前年はこの「スーパー○○」を活用していませんでしたが、このままではまた合格できないと考え、自分の問題点を再度洗い出すため、自分が知っているOBの中でも自分が最も苦手なタイプであり、I崎OBやS井OBのライバルだったT中OGを敢えて指名させて頂きました。
「スーパー○○」でT中OGから直接指導を頂いた時間は短かったのですが、その後自分のベスト答案に対して、すべての設問にコメントが入れられたものをメールで頂き、その内容を参考にベスト答案の修正を図っていきました。また、どねくで「その場解き」を行った際には、T中OGからのツッコミをクリアできているかを常に確認しました。
通常「スーパー○○」は1人1回ですが、Y関OBから声をかけていただき、「スーパー○○」を10月1日に行っていただきました。最初に自分の強みや弱み、事例を解く時のプロセスについて確認され、強みと思っていたことが実は強みではないことや事例を解く時のプロセスに迷いがあり、ぶれていることについて指摘を受けました。
また、事前に提出していたその場解きの解答についてボロクソにツッコミを受けました。特に自分でも苦手意識があった平成19年の回答について多くの指摘を受けました。試験の3週間前にこんなに指摘されても修正できるのかと少し不安になりましたが、指摘事項をもとにベスト答案の見直しを行いました。また、どねくや10月からはにちねくで行ったその場解きでは、T中OGのときと同様にY関OBの指摘事項をクリアできているかを確認しました。その他、ぶれていた事例を解くプロセスはこれまでやってきて、自分に最も合っているものに戻しました。

3.素直になる

弱小時代にあるOBの影響を強く受け、与件の情報からでは読み取ることができないような内容の解答を正しいと信じ込んでおり、ねくすとに入会後も回答を書いていました。OBや他の受験生に何度も指摘されていたにもかかわらず、いつまでも修正できずにいました。しかし、「スーパー○○」での指摘を契機に不要なこだわりを捨て、設問で聞かれていることに対して、あくまで与件から言えることだけで解答するように修正しました。

4.重要なことに集中する
4-1. ねくすとに集中

ねくすと入会後も弱小と掛け持ちしたり、受験校に通学したりしていました。結果、ねくすとに集中できず、ねくすとでの学習の効果が十分に得られていませんでした。しかし、昨年は仕事や家庭の事情で時間的な制約が厳しくなるなどの外部環境の変化やこれまで手を広げすぎてしまい、かえって効率や効果が低かったことの反省からねくすとに専念しました。直前期はすいねくの他、どねく、にちねく、げつねくと週4日ねくすとで学習していました。

4-2. 過去問に集中

受験校の事例はMMCの2回の模擬試験以外は一切やらず、過去問のみをやりました。にちねくでは、他の受験生達が受験校の問題集の事例をやっている中で、一人だけ平成18年と平成20年のその場解きをやっていました。
受験校の事例をやらなかった理由としては、近年の本試験は過去の本試験を参考にして作成されています。平成22年の事例Iも平成18年をベースに作成されています。なお、事例に登場する企業自体は年々進化しており、過去の事例では問題だったことがその後の事例では解決された状態で登場しています。
また、与件だけではなく、設問も過去に出題されたものを参考に作成されていますので、同じような観点や用語が使用されています。つまり設問のパターンはそれほど多くはありません。野球でいうとピッチャー(事例)は毎年違いますが、球種(設問)は限られているということになります。またピッチャー(事例)のタイプも大きく分けると奇数年と偶数年の2種類しかいません。
受験校の事例をやらなかったもうひとつの理由の1つには、受験校の事例と本試験の事例ではストライクゾーンや採点のルールが異なるため、受験校の事例問題をやることによって、過去問のその場解きを通して固めてきたフォームが崩れてしまい、本試験の事例に対応できなくなるという懸念があったためです。

【最後に】

診断士試験の受験生の多くは社会人であり、家庭も持っているため、仕事や家庭の事情によって、思うように学習できない時期があると思います。しかし、なにがあってもあきらめないでください。合格の可能性が0になるのは、本人があきらめてしまったときだけです。診断士試験はあきらめなければ必ず合格できますので自分を信じて頑張ってください。

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