きの


■はじめに

 これまで、多くの方にご指導いただきました。国語が苦手で理系脳の私がこの試験になんとか合格できたのもねくすとのOBの皆様,一緒に戦った受験生の皆様、受験校の先生の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。僭越ながら、簡単に合格体験記を記しておきます。受験生の皆様の何かのお役に立てれば幸いです。

■経緯

・1年目(2009年度)1次○、2次×(O原1次2次ストレート)
・2年目(2010年度)1次○、2次◎(ねくすと、OAC2次本科生)

■1年目の勉強

・O原1次2次ストレートコース(2008/10-2009/9)に通いました。
・予備校のカリキュラム以外の事はしませんでした。その余裕もありませんでした。
・1次試験で特に有効だったと感じた勉強法は直前期の詰め込みです。
・試験直前の一週間は全て有給休暇を取得し、この一週間は、朝8:30に予備校の自習室に入り、予備校を21:30に追い出された後は、近くのファミレスで深夜1:00まで勉強しました。試験直前期なので妙にテンションも高く勉強が苦にならず記憶の定着もとてもよかったと思います。まるでドラゴンボールの「精神と時の部屋」のように1日が1年分の勉強時間に相当するような充実感で勉強ができました。
・2次対策も予備校に頼りました。しかし、結局何をどう勉強したら良いのか、本番で何をどうしたらよいのかわからないまま2次本番を迎えまして惨敗でした(評価:BBCD:C)。

■2年目の勉強

・2年目はねくすと勉強会に参加しつつ予備校にも通いました。
・1年目の勉強では気付かなかったことですが、二次試験では自分の解答プロセスを確立することが重要であることを知りました。
・ねくすと勉強会では過去問を徹底的にやり、予備校では新作の演習問題を通じて80分解きを繰り返しました。
・そして、自分の納得できない解答を書いてしまった場合、それがどのような原因によるものなのか、事前にどのような心づもりをしていたら本来気付けたはずの解答を書くことができるのかを反省ノートにメモしました。そして解答プロセスにフィードバックしました。解答プロセスは事例1~4毎に別々に作成しました。
・反省ノートを取り始めると、いつも同じようなことで失敗していることに気付くようになりました。そうした個所は特に注意し、解答プロセスも見直すようにしました。
・そして、同じような失敗を繰り返さないことを予備校の演習問題を通じて確認していきました。
・また、今振り返ってみて合格のために重要だったかなと感じることは、相場観の確立です。
・2次試験では80分のタイムマネージメントが重要です。設問において、受験生の誰もが同じような与件の根拠を使って同じような解答になる設問と、そうでない設問があります。
・誰もが同じような解答になる設問を外すと致命的です。そういう問題に時間をかけ、受験生の解答がばらけるような設問にはそれなりの対応をすることが重要だと思います。
・受験生の解答がばらけるような設問とは、すなわち与件の抜き出しや裏返しでは解答できない設問で、通常難問に該当します。そういう難問は真面目に取り組むととても時間を浪費します。しかし、時間を沢山かける割には得点チャンスが低いのでそういう問題の見極めが重要です(なお、そのような問題は設問タイプ(診断か?助言か?)からも分かる場合が多いと思います)。
・予備校の新作演習問題やねくすとでの多くの受験生との議論を通じて、どういう問題を落とすと痛いか、どういう問題に時間をかけるとやばいかという相場観の習得に注意を払いました。
・今年(H22年度)の問題では、事例1第1問設問2の「商品特性」の部分、事例2第1問の「具体的に」の部分、第3問の与件の切り分け、第5問、事例3の第3問、第4問、事例4第4問設問2、などは時間をかけすぎないように特に気をつけました。
・また、相場観の習得には、過去のねくすと受験生の本番の再現答案の活用も有効だと思います。ねくすとでのベスト答案の議論では、答えが一通りに集束しがちですが、本番の受験生の解答ではバラバラの場合もあります。そういう問題は本番の80分解きでもベスト答案のように綺麗に書くことができるか冷静に分析する必要があると感じます。

#財務計算問題について

・予備校の演習問題を中心に学習しました。
・計算問題で間違った場合は必ず間違いメモノートに記入し、どういう手順で間違いが生じたかメモしました。特にケアレスミスの根絶は重要な課題だったので、ケアレスミスは漠然と集中力を高めれば減るものではないと肝に銘じ、ミスした際の計算手順を記帳することでなぜケアレスミスが起こるのか分析しました。
・ファイナンスについては彦坂09OBの5月、9月の財務スペシャルに参加しました。そこでの演習問題を通じて、MM理論や企業価値について本質的な理解に努めました。
・また、ロジ財のファイナンスの部分も何回かやりました。
・今年はファイナンスの問題は出題されませんでしたが、来年もファイナンスの問題の準備は必要かもしれません。

#直前期について

・私は2次試験の直前も有給休暇を使って1週間仕事を休み試験勉強に没頭しました。
・試験会場の隣にちょうど予備校の自習室があり、そこを利用できたので、本番と同様に9:30には予備校に到着して、10:00から過去問の80分解きを1週間繰り返しました。
・1次試験と違って、2次試験は直前の追いこみが格別有効とは思えません。直前1週間の勉強がどれほど意味があったか分かりませんが、とりあえず試験日当日には「やるだけのことはやった感」は得られました。試験直後から皆さんの再現答案を見るまでは(w)妙な高揚感が生じていたことを記憶しております。

■最後に

・ねくすとでは再現答案の編集を行うとその年の試験に合格するというジンクスがあるそうです。合格発表までは私がそのジンクスを途切らしてしまったかと凹んでいたのですが、今にして思えば再現答案の編集を行うことで幸運の女神を引き寄せてきたかななんて感じています。来年の受験生の方は、再現答案の編集を進んで行うことをお勧めします。
・09OBを始め、歴代OBの皆様、すいねく・どねく・げつねくで一緒に切磋琢磨した受験生の皆様、本当に1年間ありがとうございました。今後はねくすとの運営に参画し、これからも多くの診断士が誕生するよう尽力したいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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