ラ・マンチャ


はじめに

 今回、合格には自信が無かったため、会社の自席で見る事ができず、隠れてスマートフォンでアクセスしました。自分の受験番号を確認した時は、飛び上がりたい気持ちでしたが、小さくガッツポーズしました。今回、晴れて合格体験記を書ける事に喜びを感じ、今まで一緒に切磋琢磨してきたねくすとの受験生、熱血指導をしてくださった多くのOBの皆様への感謝、支えてくれた家族への感謝を抱いて体験記を記させて頂きます。私は多年度受験、特に1次試験に手間取っていたため、1次試験に重きを置いて記させて頂き、参考にして頂ければ幸いに思います。

受験のきっかけ

 中小企業診断士の受験のきっかけは、以前、職場の管理部門の幹部社員が診断士試験に合格して業務に活用、診断士試験の知識が業務に直結すると言っていました。その時は余り気にも留めてなかったのですが、自分も海外に駐在して拠点経営に携わる事になり、経営に関する知識不足を痛感しました。帰国後に改めて経営に関する知識を身に付けたと思い、また、将来は自分の海外経験を活かし、いろいろな企業の役に立ち続けたいと思い立った事がきっかけです。

受験歴

 2008年 1次 ×(1科目 経済)               ねくすと
2009年 1次 ×(2科目 運営、中小)            ねくすと+受験校通信
2010年 1次 ○            2次×(BCBBB) ねくすと+受験校通信
2011年 1次 ×(3科目)       2次×(BCAAB) ねくすと+受験校2次通信
2012年 1次 ○            2次○        ねくすと

1次試験の反省

 1次試験合格に受験校の通信教育を受けながら、約3年も掛かった事は大いに反省すべきことです。自分では努力していたつもりでしたが、理由は以下のことだと思います。

(1)1次試験合格に向けた学習スケジュールを立てなかった。
初年度のすいねくでは、スピ問チームに入りました。ねくすとの学習スケジュールに沿って、3月末から6月までスピ問中心でした。ねくすと学習スケジュール以上に、自分で合格への学習スケジュールを立てず、過去問の取り組みが遅れたことなど、初年度は明らかに学習不足となりました。

(2)基礎知識の定着化を行わなかった
2年目は、受験科目の基礎知識不足を解消するため、受験校の通信講座を受講しましたが、受験校からの学習スケジュールと、すいねくのスケジュールをこなすことに終始し、その上に必要な復習と知識の定着化ができず、合格には6点不足し、またも1次敗退となりました。結局、自分で分かったつもりになり、自信過剰となっていたからです。ねくすとでの事前予習や、不明箇所を突き詰めて調べ、身に付ける、TACテキストを完璧に理解し、記憶していなかった事が敗因です。

1次試験突破の教訓

 以上のことから、1次試験は、他のOBも指摘されているように、とにかく『やる気』と『根性』をもって、学習計画と繰返しが必要であると思っています。よく言われる『7、5、3』システム、スピ問7回、過去問5年分を5回、模試3回を回す事です。更に何回も間違えたり記憶が不確かな弱点項目を洗い出して、間違えた問題を攻略することが大切です。1次試験は時間を効率的に使う必要がありますので、既に出来ていた問題は飛ばして、間違っていた問題を重点的に行います。私が得た1次試験突破の教訓は以下の事です。

(1)学習スケジュールを立てる
すいねくを自分の学習スケジュールに入れて、自分の弱点攻略にすいねくを活用することが大切だと思っています。ねくすとでは問題の解答を他の受験生に分かりやすく伝えることで、自身の理解度確認ができる事、他の受験生の説明が自身の理解向上に役に立つことがこの勉強会のメリットであり、このメリットを活かして下さい。昨年の学習計画では、スピ問は5月末までとし、6月からは過去問中心に行いました。財務は出来れば毎日1問は行い、1次試験の直前期は、過去問、スピ問を1日で回せるようになっていました。

(2)苦手科目を得点源に変える
1次苦手科目の攻略で、経営情報には、初級シスアド試験(現在はITパスポート)の勉強をした事や、法務ではビジネス法務2級検定などが有効でした。これは1次試験不合格から、12月までモチベーションが下がった時に、目標を立てて次の準備をする事が出来る事、苦手科目を得点源に変えられる事ができます。特に初級シスアドは、経営情報が苦手な方がSQL等を理解するのに有益だと思います。

(3)サブノートを作る
昨年は1次試験からの再チャレンジでしたが、科目毎にサブノートを作りました。パワーポイントで作っていきましたが、間違えた問題や、不明確な項目の説明資料を自分で少しずつまとめて作成しました。企業経営論や、マーケティング、運営管理、財務などは2次試験に直結する科目であり、2次試験で1次知識が問われるケースが多いため、1次知識のまとめが、2次試験や口述に向けても大変有益でした。

<2次試験における1次知識例>
・インターナルマーケティング (頻出、H23年事例Ⅱ)
・自社開発した特許を出願しない理由は何か(H23年 事例Ⅰ)
・B社の市場浸透戦略のプロモーション戦略は何か(H23年 事例Ⅱ)
・CAD/CAM化のメリットは何か(H23年 事例Ⅲ)

2次試験

 2年目の1次試験不合格から、2次試験とはどのようなものかを知るため、2次の勉強を始めました。通信受験でのDVDと添削を行い、某受験校の当日3時間遅れの試験を解いて見ましたが、解答を書くという事の理解ができていないままでした。1次試験合格後にすいねくの2次組に参加して、厳しい突っ込みやOBからは私の解答レベルに対してご心配の声を頂いても、どうすればよいのかがほとんど理解できないまま、2次本試験に望んでしまいました。ご指摘のほとんどは、『与件の言葉を使っているか』、『解答に因果が表現されているか』、『日本語が分かりづらい』、『設問に答えているか』などでした。
最初の2次試験は、〇〇メソッドを使い、設問毎に与件にマーカーで色分けし、与件から解答を捜すパターンで、解答欄をとにかく埋めることでした。成績評価を受けて、解答プロセス確立のため、OBと相談し、とにかく事例を沢山解き、突っ込みを沢山受けることを薦められたため、1月末からどねくへの参加を決めました。どねくの参加はもっと早い時期にすべきであったと後悔しています。

2次合格に役立った事

(1)事例を多く解く
すいねく以外に、どねく、月ねくに参加し、模試や受験校の添削を入れて事例を年間200事例以上解いた事で、いつしか解答した量が、解答の質の向上に向かっていたと思います。結果として昨年7月までは1次試験に集中していても、2次試験への準備が出来ていたと思っています。
(2)OBの解答プロセスを参考にする
自分の解答プロセスが、2次2回目の直前8月まで出来ていなかった。8月にOBによる解答プロセスの実演が大変参考になりました。特に与件の読み取り方、解答に入れる、マークすべき箇所や言葉などです。
(3)合格者の解答分析をする
2次不合格通知を受け、合格者やA評価者の解答と自分の解答を比較し、どの表現が不足していたか、事例毎に分析を行いました。これにより、事例毎に指摘すべきことや、解答に際して認識していなければならない事項を理解できました。
(4)学習時間を多くとる
当然のことですが、学習時間と学習計画通りに進める事は重要です。人により学習計画を守れる人もいれば、仲間と一緒に計画を作り、自分の義務感を使って学習する方が良いという人もいます。私は後者でしたので、どねくでキツイ学習計画を作り、義務感で学習をこなしました。

私は合格に5年も要しましたが、今年度のねくすと受験生の皆様が短期間で合格するため、全面的にサポートします。遠慮なく相談してください。

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