合格体験記(masato)

振り返ると、昨年の今ごろの僕は、(診断士試験制度変更の影響もありましたが)中小企業診断士に関して、そして中小企業診断士試験というものに関してまったくの素人で、無知極まりない存在でした。
 そんな中で「ねくすと勉強会」の皆さんと、未知への不安を共有し、ともに励ましあうことが、大きな合格の推進力になったと感じています。
 その人にとって最も効率のいい勉強の方法・方策はそれぞれ違いますが、僕がこの1年間で勉強してきたことを1例として紹介することにより、ねくすと勉強会に興味を持っていただくとともに、皆さんの1次試験合格へのお役に立てたらうれしく思います

1次試験

 

1.勉強のきっかけと学習手段(通学・通信・独学)について


今から約5年前に新卒新人として都内某金融機関に入社し、預金事務・預金営業・融資営業を歴任、その後昨年上司との面接において、「会社の自己啓発の一環として援助制度があるので、自分も持っている中小企業診断士を君も勉強してみないか?」と誘われたのがきっかけです。
 会社の人事部が手配を手伝ってくれた都合上、会社の紹介である「財団法人 企業経営通信学院」の通学コースに1年間通いました。
自主勉強会については、
1. 自分ひとりでは1年もモチベーションが保てないと思ったこと。
2. 学習機関の講義形式だけでは実務に即した応用力が習得できないと感じたこと。
3. 既存の受験生同士のネットワークが手薄であったこと。

以上3の視点から通学の補完的役割をイメージして(当初は)参加を決意しました。

2.主に使った参考書等


・ 企業経営通信学院 講義用テキスト+チェックシートその他一式
・ 問題集「中小企業診断士 ベスト問題500選」(DAI−X出版)全3冊
・ 問題集「中小企業診断士ステップアップ財務管理問題集」(NMP出版)
・ 問題集「山根式 短答式・選択式チェック」(NMP出版)赤・青2冊のみ
・ 勉強会みんなで持ち寄った各受験校の情報・資料

3.勉強したこと


  (キーワードは「同じ本を3回以上まわす(解く)こと」)
 まず、受験機関のテキスト
  授業前にラインマーカーを引きながら読む(1回目)、
  授業中に先生の発言を直接本に書き込む+上記と違う色のマーカー引く(2回目)
  授業後にエクセルで体系図を作りながらポイント<キーワード>確認(3回目)
 次に、500選
  よく分からないながら1回解いてみる
  勉強会で範囲を決めてみんなで議論する(2回転分ぐらいやったかな?)
  最後に自分で1回解く、この頃には結構問題すらも覚えてしまっている。
 あとは、みんなで勉強会に持ち寄った問題や資料等
  各受験校の問題練習を解析をみんなでする+1人でする
  各受験校の模試の解析をみんなでする+1人でする
 その他
  中小企業白書=ラインマーカーをつけながら読む。
  中小企業施策=施策総覧は買ったが読破してません
  ゴールデンウィークのすごし方=なるべく自分を勉強に拘束させる環境をつくる。
  直前ミニ合宿=同じ志の仲間と最後のモチベーションアップ

4.振り返ってみて・・


 この試験、範囲が広く体系的な理解が必要なので、初心者は通信通学どちらを選ぶにしても受験機関の手助けが必要。
 受かる人は口をそろえて「最後まで集中力をきらさなかった」「最後まできちんと続 けられた」「途中で勉強を止めなかった」といいます。こういう自主勉強会はみな 年齢・職業違えども、同じ目標にむかっていて同じ苦しみが分かり合えるので、上記 解決のためのモチベーションの維持・向上に最適。
 勉強そのものだけでなく、異業種交流的な関係による自分自身のアイデンティティの確立へ一役買っていると感じています。
 それでは、皆さんと同じ机で学べることを楽しみにしています。

2次試験


先ほどの合格体験記から2ヶ月。なんと2次試験も受かってしまったので、簡単に僕のたどった「ストレート合格」の奇跡(いや軌跡)を書いておきます。

始めの1ヶ月、つまり1次試験終了(8月5日)から合格発表(9月11日)までは、受験機関「NMP2次ストレート日曜コース」に通いました。
理由は、
1.モチベーション強化・維持:試験が終わってすぐは自分では勉強する気がおきなかったので、怠けないように自分をあえて拘束させたかったため。
2.ノウハウ・ハウツーの強化・維持:2次解答考察プロセスのもとになる、一般的な基本・基礎概念が欲しかったため。(骨子があると解きやすい)
3.能力アップへの時間短縮:2次試験まで2ヶ月という短期間で、1年間(中には数年)勉強してきた人たちに追いつくには、受験機関のすでに「凝縮」、「選別」済の情報源はスピードよく学ぶのに適していると思ったため。

といった上記3点が主なものでした。
受験機関同じ教室は「合格・不合格まだ不明なので不安な人」しかおらず、みな同じ境遇なので一番不安なときに余計な不安が緩和されたのも自分にとってはプラスに働きました
そして後半1ヶ月は勉強会だけ通いました。
1. 前半は各受験機関の模擬試験、後半はいままでの診断士過去問題をひたすら解き、皆で議論しました。
2. 始めは「家で解いてくる」というスタンスから、徐々に「その場で時間を計って回答する」という実践的なものに変えていきました。
3. ストレート組なので問題に触れる回数が少ないことを補うために、日曜日も場所を確保して問題→議論の反復を続けました。最後のほうは 時間以内に字を埋めること聞かれたことにオウム返しのように答えることだけ考えました。

最後に・・・
僕が受かったのは0.5割自分・3割受験機関・6.5割勉強会の力だと思っています。
この試験はグループ学習に向いているので、こういう勉強会で発言(聞いてるだけじゃダメですよ!)しあうことがかなりの近道になることを僕は保証します。
それぞれ皆、個性があり、自分の職業があり、自分の強みがあり、それを持ち寄ったときのエネルギーたるやすごいもんです。ぜひ肌で感じて見てください。
今度は僕が皆さんに恩返しする番です・・・・ 

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