● プロフィール(受験歴)
1973年生まれ。京都の大学(工学部)を卒業後、電気機器メーカーに入社。
電気機器の営業、セールスエンジニア等に携わる。現在千葉県柏市に在住。
‘02年秋 学習開始
‘03年 1次試験合格 2次試験不合格 「ねくすと」との出会い
‘04年 2次試験合格 (1次試験は不合格・・・)
● 資格取得をこころざしたきっかけ
・「仕事をしていく中で、今の自分の強みって何だろう?」って考えたときに形として明確に表現できるものがなかったこと。
・社内で話題にあがるマーケティングや財務の内容を理解していない自分に気付き、一般的な知識として修得したかったこと。
・自分の今後のキャリアで商品企画や経営企画などの経験を積んでみたいと思ったこと。
● 「ねくすと」との出会いまで(‘02秋〜)
「中小企業診断士になるぞ!」と決めてから2週間後、受験機関の通信講座を申し込みました。(通勤時間をインプット学習の中心に据えたかったことから、講義テープで講座を受講できるモノにしました。)
まずは一次試験の合格が何より先決と考え、「テキストの予習→講義テープ→答案演習→用語集→自前の用語集」というサイクルを自分に課し、あとはコツコツ1科目ずつこなしていきました。
5月中までに8教科を一巡し模擬試験にのぞみ、自分の不得意な教科を認識しました。
予想以上に合格までのギャップが大きいことを認識し、試験日までは一次試験勉強に専念しました。
一次試験受験後の自己採点はギリギリでしたが、無事合格することができました。
基本に忠実に、そして一次試験に集中したことがよかったようです。
その後二次試験までの2ヶ月間は、通信教育の答案演習を中心に進め二次試験にのぞみました。今思えば質/量ともに不十分であったことは明らかでした。
不合格の結果を知った当日(当日まで「もしかして・・・」って微かに思っていた自分が恥ずかしいですが)、「この1年で何をやろうか?」とパソコンと向き合って考えました。そこで知ったのが「ねくすと勉強会」でした。
● 「ねくすと」での学習@(‘03冬〜)
「ねくすと」での学習は、毎回決められた事例を自ら解き、解答を持ち寄って議論するというものでした。これまで通信で学習をしていた私にとっては新鮮な経験であり、毎週水曜日になるのが楽しみであり、それ以上に不安でした。
事例は80分で解いたものと、時間にとらわれずに解いたものとを作成しました。勉強会では練りこんだものを持ち込んで議論をしていましたが、80分版の解答もいつも携えていました。
勉強会でOBの方々や仲間から厳しい意見をいただくことが、自分の考えを整理する上でとても参考になりました。
毎週の事例が自分自身の勉強のペース作りにもなり、この頃はねくすとの事例を中心に+1事例/週程度をこなしていました。
しかし勉強会の帰りはいつも、議論して得た解答を見ながら「こんな解答が本試験で書けるのか?」と不安が膨らむ状態でした。そんな不安がぬぐいきれず、一次試験の勉強も平行して行っていた時期でした。(勉強内容は二次試験にシナジーがあると思われる「企業経営理論」、「財務・会計」、「運営管理」をやっていました。)しかしOBの方のアドバイスもあり、二次試験の勉強一本に絞ったのが‘04春のことです。
● 「ねくすと」での学習A(‘04春〜)
二次試験に絞った勉強スタイルにしてからは、通信の教材(答練)+ねくすと勉強会が勉強の中心となりました。
この時期に「事例を解く際の自分ルール」として以下のことを自分に課しました。
@ 80分で本試験同様に解いてみる
A 時間を気にせずに再度解いてみる
B 解説を熟読する
C 解答と比較して、なぜ「ギャップ」があるのかを具体的に考える
D 解答を信じて写経する
一次試験終了後は、勉強会の中でも「二次試験の残り2ヶ月で100事例解くぞ!」という強い思いで取り組まれている方もおり、刺激になりました。
私もこれに追いつきたいと頑張り、自分のルールを守りながら2ヶ月間で約70事例を解きました。
残念ながらテスト当日まで確固たる自信を得られることはありませんでしたが、一年前の自分自身と比較して成長していることは自負できました。その思いを信じて試験に臨みました。
当日は最後の1分まで集中し、自分の力は出し切りました。
インターネットで自分の受験番号を見つけたときは、手が震え、心臓がばくばくするほど興奮したのを覚えています。
私の合格は「ねくすと勉強会」を中心とした勉強によるものだと思っています。
以下にこの1年間で意識したことを記します。この一部でも勉強の参考になればと思います。
● 私の意識
@ とりあえず受け入れてみる
「どんな解答を書けば合格するのだろう?」と迷走する中、ねくすと勉強会でのOBの方や仲間の意見を信じて突き進むしかありませんでした。もちろん自分自身の気持ちをしっかり持つことは重要ですが、その上で「もらったアドバイスはまず受け入れる、まず実行してみる」ということを自分に課しました。結果的にはこれが自分自身の解答に客観性を持たせる上でよかったと思います。
A 立ち勉強/座り勉強〜時間管理
仕事をしながらの勉強は特にこれが大事だと感じます。
まずは本試験同様に事例を解く時間「80分」をいかに確保するかを考えました。多くの事例を経験したかったため、80分確保できたときはとりあえず事例を本試験同様にチャレンジしました。
次に通勤時間が1時間15分程度で、座れる電車と座れない電車が決まっていましたので、立ち勉強/座り勉強を設定しました。
あとは細切れの時間をいかに生み出すかを考えました。山手線の反対回りや、食事は味より場所を重視する、車の利用を電車に変えることなどです。
B やっぱりアウトプット
キーワードや機能のメリット/デメリットなども覚えました。でも頭に定着するきっかけは実際の事例で躓いたときでした。インプット/アウトプットのバランスを持って学ぶことは必要ですが、アウトプットで気付くことで初めてインプットされるんだと思いました。
このような意識を持っていた私は出来るだけ多くの種類の事例にあたりました。同じ事例を繰り返すことによる効果もありますが、多くの事例に触れることでインプットの知識不足を知ることができました。
C すぐに調べる〜結構国語の試験だったりして
「人的資源管理面で・・・」、「生産管理上の・・・」など何となくわかっていても具体的説明できない言葉が結構ありました。そんなときはすぐに調べました。国語辞典と経営用語事典、生産管理用語事典などです。調べてもすっきりしないこともありましたが、自分のわかりやすい言葉に置き換えるようにしました。
D 写経ばんざい
ねくすと勉強会ではお馴染み?の模範解答を書き写すことです。先にも書きましたとおり、解いたすべての事例で写経をしました。効果が目に見えにくい作業ではありましたが、
a)書くことに慣れ自分のペースがつかめること、b)合格答案の型を体で覚えるといったことが出来たと思います。毎日腹筋して筋肉を鍛えるような感じでしょうか?
E 合格レベルとの「ギャップ」を知り、そして「ギャップ」を埋める
先に述べました「事例を解く際の自分ルール」で合格答案や模範回答との「ギャップ」をいつも考えていました。
具体的には以下のようなことです。
a)一次知識が不足していたから
b)回答に一貫性が無かったから
c)聞かれていることに答えていなかったから
d)社長にもわかる言葉で書いていなかったから
e)与件に沿っていなかったから
f)時間が足りなかったから
実際にはこれが重なり合って合格答案に届いていなかったようです。
それを認識した上で、「今回はわかりやすい文章だけは絶対書こう!」といったように一つずつ「ギャップ」を埋めていくようにしました。
1年目二次試験に落ちたとき「何もかもがダメだった」わけですが、「何もかも」を自分の中で少しは明確にできたと思っています。またそれが功を奏したとも考えています。
この合格を受け、これからはねくすと勉強会に恩返しするとともに、この勉強を通して学んだことを活かし、新しいことへチャレンジしていきたいと思います。
ねくすと勉強会の皆様が12月に笑顔で迎えられるよう、頑張っていきましょう!