今日、中小企業診断士一次試験が終了しました。受験生の皆さんは本当におつかれさまでした。某掲示板ではいろいろと反応が飛び交っていますが、同じような光景は毎年繰り返されています。私が受験した平成25年度は、経済学が鬼門でした。翌日正解発表されるまでドキドキしながら過ごした思い出があります。
さて、今日一晩はゆっくり体を休め、明日からは次なる戦い、すなわち二次試験に向けた準備を開始することになります。ここで皆さんにお伝えしたいのは、皆さんの最終目標が診断士になることであるとすれば、今日までの結果は別として、全ての方に二次試験の対策を開始していただきたいということです。
私は幸運にも一次試験を1回目で合格しましたが、合格までは一次試験に集中すると決めていたので、二次試験の勉強を開始したのは一次試験直後でした。結果、3ヶ月弱の準備期間では弱点の克服が間に合わず、1回目の2次試験は不合格となりました。
一次試験の結果がまだわかっていない、あるいは今年は一部科目の受験であったとしても、二次試験を合格しないことには診断士になれません。二次試験の受験資格を持っている人は1年間の準備を経て今秋に受験するわけですから、今年一次試験を初合格して二次試験に進む方は彼らと比べて不利なスタートラインに立たされることになるのです。また、一部科目合格者の方は、来年春の一次試験の受験勉強までの約半年間、二次試験の勉強を通じ、二次試験の受験技術に加え一次知識の活用法を身につけることができます。いずれにしても、メリットは大きいといえます。
8月10日に開催されるプチ診断士祭りは、二次試験に向けた勉強会第3フェーズのキックオフですが、二次試験の受験資格がない方も参加できます。今の時期を最大限に活用して、今秋あるいは来秋の二次試験の受験準備を始められるのはいかがでしょうか。