2016年 コラム・つぶやき 勉強法(一次試験) 勉強法(二次試験) 受験生活

負けに不思議の負けなし

久々の投稿です。
現在単身赴任中、週末だけ帰宅する私にとって、家族と夕食をとりながらBSの「真田丸」を見るのは、家族と過ごせる毎週最後の時間です。何せこの後の電車で赴任先に戻らないといけないので。
今週の内容は、真田氏が支配している沼田城の帰属に関する「沼田会議」から、北条氏の運命を転換させた「名胡桃城事件」への動き、そして秀吉による北条攻めの決断でした。この回での秀吉のセリフに、「わしが何度も助け舟を出してやったにもかかわらず(正確な内容でないことご容赦ください)」というものがありました。秀吉の上から目線的セリフですが、天下人直前の位置にいた秀吉の言葉ですから、まあ許容範囲でしょう。
一方の北条氏政は、秀吉に対する対抗意識と後北条氏4代目のプライドから、上洛の誘いをことごとく断ります。沼田会議で最新の政治情勢に関する情報をもたらした板部岡江雪斎の諫言にも耳を貸さず、ついには秀吉率いる小田原攻めの大軍との直接対峙に追い込まれます。
なぜこのような状況に北条氏が追い込まれたのか。その最大の理由は、北条氏(特に北条氏政)が、今自分達が置かれている状況判断がなぜ発生したのか、その原因を深く考えなかったことにあるでしょう。その理由として考えられるのは、先ほど述べた秀吉への対抗意識やプライド、また圧倒的な軍事力の差という現実からの逃避もあるでしょう。挙句の果てに、秀吉からの宣戦布告を受けて徳川家康に秀吉との仲立ちを求めるという失態を見せます。
いずれにせよ、北条氏政は自己の状況に関する認識が著しく不十分でした。そして、自分を取り巻く環境がなぜそのように変化するのかを、自分の頭でしっかりと考えていなかったのです。人間ですから、状況判断の誤りは起きて当たり前です。大事なのは、なぜ誤りが起きたのか、どうすれば誤りがもたらした状況を改善できるのか、どうしたら同じ誤りを繰り返さないのかを、自主的に考えることです。
以前にも書きましたが、プロ野球元監督の野村克也氏に、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という有名な言葉があります。負けには必ず理由があるのです。中小企業診断士試験にも同じことが言えます。複数年かかっていること、特定の科目が苦手なこと、書くべきことがわからないこと、全てについて原因があるはずです。そうした原因を直視するところから、対策は始まるのです。
ちなみに、娘は先日の中間テストの間違いの見直しの途中。同じことを言い残してきました。しばらくして間違いの原因リストがLINEで送られてきたので、それに返信して、なぜそうした間違いが起きたのかをよく考えるよう伝えました。正しい知識を覚えることも大事ですが、それと同じくらい、なぜ間違ったのかを理解することも大事です。これは、あらゆる試験について言えることだと思います。

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