2015年 コラム・つぶやき 勉強法(二次試験)

二次試験準備のプロセスを分解する(5)Reflection 


二次試験準備のプロセス分解シリーズも、最後のReflection(内省・熟慮)に入りました。この回をもって、二次試験準備シリーズは一応完結します。

皆さんは、毎日の勉強の結果をどのように見直しているでしょうか?予備校の答練であれば何点取れたかとか、勉強会だったら「あいつはこんなことを書けていたのに自分はできなかった」といったところでしょうか。今の時期だと、できなかったことやミスしたところなんかが気になって仕方ないことだと思います。気にするなといっても難しい話なので、どんどん気にしてください!というのはちょっと無責任ですから、気にしかたについて触れたいと思います。

正しい気にしかたというのは、次のようなことだと考えています。第一には、何ができなかったかと同じぐらい、何ができたかを気にすることです。二次試験は書いて得点を競う試験です(筆記試験ですからね)。つまり、書けなきゃ点が入りません。書けていることは、それだけ素晴らしいことなのです。そこで、これまで書けなかったことがかけていれば、もっと素晴らしいではありませんか。大事なのは、短所を補うことと同じくらい、長所を伸ばすことです。本当の短所とは、他の誰もがミスしないことをミスしてしまうようなものをいいます。そこさえカバーできるのであれば、どんどん反省していいところを見つけ、伸ばしましょう。

第二には、できたできないのどちらもそうですが、なぜできたか、あるいはなぜできなかったかについて気にすることです。野球の野村元監督の言葉に、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という言葉がありますが、二次試験は「勝ちに不思議の勝ちなし」の試験です。書くべきことを書ける人が勝つ試験です。もしそのようなことを書けたなら、なぜその解答に至ったのかを思い返し、勝てる言葉を書けた感覚を大事にして試験に臨んでください。

最後は、自分の解答プロセスと解答手順で解答を作れたかどうかです。Missionの部で述べましたが、皆さんの任務は、二次試験の戦いかたを確立することです。決して過去問の論点を覚えることではありません。自分の戦いかたで書けた解答は、皆さんのベスト解答なのです。それが合格をもたらすかどうかは保証できませんが、皆さんが目指すべきは、どのような問題に遭遇したとしても、一定の戦いかたができるプロセスと手順を身につけることです。

これで二次試験準備に関するシリーズを閉じたいと思います。次のテーマを何にするか考え中ですので、いましばらくお待ちください^_^

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