2015年 勉強法(二次試験)

ナリキレ!

みなさんは、中小企業診断士試験の案内をご覧になったことはありますでしょうか。日程や受験会場の話ではありません。注目していただきたいのは、2次試験の目的の部分です。

試験案内には、「第2次試験は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、中小企業の診断及び助言に関する実務の事例並びに助言に関する能力について、短答式または論文式による筆記及び口述の方法により行います。」と書かれています。この一文を分解すると、①診断士2次試験は「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」(法令)に基づき実施されること②中小企業診断士としての応用能力の有無が判定されること③中小企業の診断・助言の能力が判定対象となること④短答式または論文式及び口述式の方法で試験が行われること、と読むことができます。これらの意味を理解することが、2次試験合格の基本になります。

端的に表現すれば、「中小企業診断士になりきれ」ということです。①は、公的存在としての診断士を選抜するのだから、中小企業診断士を規定する法令が期待する能力を公正に判定、すなわちあなただけのオリジナリティーを見たいのではありません。②は、知識の多寡ではなく、知識の応用能力が判定の対象です。③事例企業をロジカルに診断し、その結果を踏まえた助言能力を重視します。④診断・助言は文章や口頭試問でわかりやすく表現されているかを評価します。2次試験の目的の一文には、出題者(ひいては国)の意図がこれほどまでに含まれていると言ってもさしつかえないと思います。

ところが、受験生の多く(そして昔の私)は、受験生マインドが抜けないまま受験本番を迎えるのです。だから、正解が見つからない不安で萎縮したり、人とは違う特別な答案を作ろうとして題意の本筋を外したり、一般論的な内容の答案になったりするのです。いかに早く「診断士マインド」で問題に向かい合えるようになれるかが、合格可能性を左右すると思います。

本番の試験問題は、当然ですが、すべての受験生にとって初見の問題です。「過去にこんな論点なんて出てこなかった!」と思っても、出題者はそんな心の叫びを聞き入れません。診断士としての全知全能で、目前の事例企業とどう向き合うか、そんな診断士の根本部分を問うのが2次試験の本質であることを理解してください。

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