2015年 コラム・つぶやき 勉強法(二次試験) 受験生活

スキマ時間の意義

中小企業診断士一次試験まで1ヶ月を切り、受験生の皆さんは最後の追い込みに入っているのではないかと思います。私も一次試験直前は、同じ時期に受けた模試の結果が380点台だったこともあり、かなり精神的に追い込まれていました。その後は、なんとか追い上げが成功し、一次試験はクリアできました。
さて、社会人受験生が多いこの資格で、最も深刻な問題は、勉強時間の確保ではないでしょうか。仕事は残業続き、帰宅したら机に向かう気力もない。私も同じ経験があります。休日にはまとまった時間をとったりしましたが、一次試験を突破できた最大の要因は、スキマ時間をうまく活用できたことです。
スキマ時間といえば、食事中とか、トイレとか、通勤時間とか、探せばかなりの長さになるはずです。忙しい社会人生活の中で難関試験に挑むには、ありとあらゆる資源を活用することは必須でしょう。それでも、「まとまった時間がないと・・・」と不安になる方がいらっしゃるかもしれません。それもそのとおりです。特に財務会計や経済学のような、手を動かして考える科目は、じっくりと時間をかける必要があります。そうした点も認めつつ、スキマ時間がなぜ重要か、その意味を考えてみたいと思います。
ひとつは、スキマ時間を使えば、既習事項の再確認と定着が可能になるということです。受験知識は、フロートストックの関係にあります。新しい知識を入力する一方で、学んだそばから忘れてしまう。だからさらに知識を入力し・・・を繰り返し、最終的には知識のストックを増やしてゆくのです。また、人間の記憶には短期記憶と長期記憶がありますが、長期記憶は短期記憶と忘却の繰り返しで作られてゆくといわれています。スキマ時間の学習は、そのような繰り返しのサイクルを上げる効果的な手段だといえます。
もうひとつは、スキマ時間を活用することで、脳が常に試験の戦闘モードでいられるということです。知識を思い出そうと意識することで、普段の脳から試験用の脳にすぐに転換できます。スキマ時間を使って、そうした転換の回数を増やすことにより、試験まで常に試験脳を維持することができます。その脳を使って仕事をすれば、これまでになかったアイデアやアプローチで成果を出せるかもしれません。
スキマも積もれば山となり、花も咲く、ですね。

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