一昨日二次試験が終了し、
いよいよ一次組の皆さんが来年チャレンジするはずの二次試験まで、
一年間のカウントダウンが始まりました。
ねくすとではかつて、
二次の権利を手中にしていない人は二次組の議論には参加できない、
という不文律があり、僕もそれは基本的に正しいと考えています。
理由は、二次の学習は学習時間と結果の比例しない時間食い虫なので、
一次の学習時間を食いつぶし、
一次を落とすという最悪の結果を招くリスクが高すぎるからです。
一次の結果発表後から二次試験までの期間は、
一次組の人は来年の夏までの時間も長く、
なかなか一次のやり直しには取り組めずに
二次の議論に入りたくなる気持ちはわかります。
でも、この期間は二次組の受験生が集中して事例に取り組み、
一気に実力を高める時期なので、
そこに一次知識が不十分なうえに、
二次の権利がなくて集中しきれない人が入ることが
議論の質を落として受験生の足を引っ張る、ということもあります。
一方で、二次の経験のない人は、
二次試験がどんなものなのかを知っておきたい気持ちはあると思いますし、
また、僕も実際に知っておいた方がいいとも思います。
そこで、ストレート合格を狙う人たちが二次に取り組む絶好機が、
二次試験の試験日から合格発表日までの間になります。
この間は二次組に気を使うことなく、
今年の事例の議論に入り込んでいいと思います。
正直なところ二次組はこの期間はふぬけ状態なので、
一気に差を縮めるいい機会にもなります。
ぜひ今年の試験問題を入手して、自分なりに解いてみたうえで、
来週からすいねくで始まる再現答案の議論に加わってみてはいかがでしょうか。
また、各受験校で無料の解説講座も開かれますので、
こういったところに参加してみるのもいい機会だと思います。
試験問題は二次組の皆さんからコピーさせてもらう、という手もありますが、
まっさらな試験問題は今日から以下の銀座の診断協会で無料配布されています。
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目14−11 銀松ビル
ところで一つ知っておいていただきたいのは、
2020年は東京オリンピックと通常の一次試験の時期が重なるため、
この年だけは一次試験が7月に1か月前倒しとなることが決定していることです。
二次試験は通常通り10月なので、
この年の一次初合格者は例年より1か月(例年の2.5か月に比較して+40%)
二次試験は通常通り10月なので、
この年の一次初合格者は例年より1か月(例年の2.5か月に比較して+40%)
2次に取り組める時間が長くなり、
ストレート合格の可能性も高まると思われます。
逆に言えば皆さんは来年ストレート合格を果たさないと、
その翌年の二次が例年以上に厳しい、と言えます。
ストレート合格の可能性も高まると思われます。
逆に言えば皆さんは来年ストレート合格を果たさないと、
その翌年の二次が例年以上に厳しい、と言えます。
ですので、例年以上に戦略的にストレート合格へのスケジュールを
策定する必要があります。
冒頭にも申し上げたように、
冒頭にも申し上げたように、
残された期間は1年を割っています。
皆さんは診断士として、自分を合格させるための戦略を構築し、
実行できるかどうかを試されています。
ぜひ来年の12月に、皆さんと一緒に美酒を味わいたいと思います。